Lau o ʻŌhiʻa Lehua

 

久しぶりの投稿です。

 

今日の題材は「ʻŌhiʻa Lehuaの葉」です。

ʻŌhiʻa Lehuaとは、ハワイ希少固有植物の中のひとつ。

 

 

これ迄にʻŌhiʻa Lehuaの花についてInstagramやFacebookのページで幾度となく紹介をして来たり、書籍の中でもショート・コラムを書いて来ました。

 

 

 

今回は花ではなく、あえて「ʻŌhiʻa Lehuaの葉」の部分についてフォーカスして書いてみたいと思います。

 

葉の付き方や枝葉、幹、茎、根の部分にも少し触れてゆきましょう。

 

 

巨木も、低木も、そして野に咲く草花も。

植物達はどれも皆、土の下に根を張ります。

 

 

土の下にある根は人間で例えるならば、言わば心臓のポンプのような役割を担っていますよ。

人間は血液やリンパ液が身体中を巡ります。

 

植物達は土の下にある根っこの部分から、人で言うところの血液やリンパ液を身体中へと運ぶように、水分や栄養分を吸収して蓄え、そしてそれらを絶え間なく全体隅々まで巡らせて送り届けます。

 

 

栄養分や水分を運ぶ事で開花や結実に導く事は勿論のこと、蕾、花、葉先や枝葉、果実へ、

 

植物全体、その全てに栄養を満遍なく行き渡せるイメージです。

 

 

光合成のできない場所も含めて蓄えた水分や栄養分をとめどなく運ぶ。

 

目に見えない細部まで時を止める事なく運ぶ、その様子は血管やリンパ節のような感じ。

人と一緒ですね。

 

 

 

次に「茎」「幹」について。

 

何処が茎で、

何が「幹」なのか。

そもそも茎と幹の違いはあるの? 

 

ついでながら、ちょっと触れておきましょう。

 

「茎」とは高等植物の根に対しての基本器官を指します。

 

高等植物とは根や葉、茎に分化した植物の事を言うのですが、地下にある根っこ部分から吸い上げた水分や栄養素、その養分を届けるのが茎です。

 

地表、つまり地面。

土の上で茎は「水路」のような役割を持っています。

 

養分や水分を吸い上げるパイプやストローのようなイメージで、人の体の部位で例えるならば、脊椎とか、その中にある髄液でしょうか。

 

草花などの高等植物に対してはこの水路部分のことを「茎」と言います。

 

その「茎」ですが草花に対しては茎の部分とか、お花の茎と言うけれども樹木に対しては、茎とは言わずに「幹」と言っていますね。

 

私たちは普段日常会話の中で「木の茎がね」とは言いません。

 

「木の幹が…」とか「お花の茎です。」

このように茎と幹を使い分けて呼んでいます。

 

水分や養分を運ぶパイプとして水路の役目は担ってはいるのですが、じつは違いもありますよ。

 

 

幹とは、木部が発達をして木化が進んだ状態の事を『幹』と言います。

 

木々は長い長い年月を掛けて成長して、これが強固な幹になり、丈夫な枝を育ててゆきます。

 

一方、高等植物である草花は一年草でも或いは多年草でも木化する事はありません。

その必要がないからなのです。

どちらも植物が特性や環境にあわせて独自に進化した状態です。

 

 

植物学では草花の事を『草本(そうほん)』、

樹木は『木本(もくほん)』と言いますよ。

 

 

では、ʻŌhiʻa Lehuaは草本なのか、

それとも木本なのか、

  

答えは木本。

 

ʻŌhiʻa Lehuaは幹がある木本。

樹木、つまり木々に分類されます。

 

 

レフアの美しく繊細で可憐な花ばかりだけが、どうしてもクローズアップされる事が多いので目にした事がない方々としては花のイメージの方が強い印象かもしれませんが、成長をすると立派な高木になります。

 

 

ʻŌhiʻa Lehuaは生育環境や条件、種類にもよりますが、大きなものになりますと二階建てから三階建て位の高さにもなります。

 

その樹高は(木の高さ)かなりのもの、 

見上げる程、大きく立派な巨大な樹木に成長します。

 

 

 

さて。

今日は葉のお話しでしたね、ʻŌhiʻa Lehuaの葉の付き方についてもお話ししましょう。

ʻŌhiʻa Lehuaの葉やその付き方はとても特徴があります。

 

 

ぱっと見た感じだけでは、ʻŌhiʻa Lehuaの花によく似ている植物はたくさんあります。

葉の付き方をきちんと知ると見間違う事もなくなり、ハワイのトレッキング際中でもʻŌhiʻa Lehuaの木々を見つけ易くなりますよ。

 

 

先ずは、植物そのものの葉の付き方についてここで書いてゆきましょう。

 

植物の「葉の付き方」には、ざっくりと大きく分ける場合は五つに分類されます。

 

一つ目は互生(ごせい)。 

これは茎の節の一つに1枚の葉だけが付くことを言います。

 

 

二つ目は対生(たいせい)。 

一節に2枚の葉が付きます。

 

 

三つ目は輪生(りんせい)。 

一節に3枚以上の葉が付きます。

茎の軸を囲むように輪になる感じ。

 

 

四つ目は束生(そくせい)。 

茎基の一箇所から2枚以上の葉が付く状態の事を言います。

 

 

五つ目は十字生(じゅうじせい)。

対となる2枚の葉が一本の茎を挟んで反対同士に付き、次の列になる葉が90度の角度を作って葉が付く状態の事を言います。

 

 

ʻŌhiʻa Lehuaの葉は、どれに当てはまるのか?と言うと、こちらの5つ目になります。

 

十字生に葉がなる、

何と言ってもこれがʻŌhiʻa Lehuaの最大の特徴です。

 

 

写真をクローズアップして見てみて下さい。

1段ずつ90度の角度で交互に向きが変わって、葉が付いているのがよく分かります。

 

 

ʻŌhiʻa Lehuaの花と勘違いをして、「こちらがレフアの花の写真です」と紹介されているのを目にする事がありますが葉っぱの付き方が他の植物とは全く違うので初めて見る方は見分けの目安になさってみて下さいね。

 

 

もう一つ。

 

ハワイの溶岩台地で最初に発芽すると言われているʻŌhiʻa Lehua、溶岩大地の養分が含まれているハワイの土地に分布して生育します。

 

適度な湿度を好み、特定の安定した気温の中で生育することも特徴の一つなので、カラカラに完全に乾ききった、太陽の影響を受け易い高温の場所には生育しません。ご参考になさってみて下さいね。

 

 

Instagramのページでも同時にʻŌhiʻa Lehuaの葉を別写真で投稿しました。

是非ご覧下さい。

 

 

ʻŌhiʻa Lehuaの葉についてお届けしました。

間が空いてコラム久しぶりになってしまって、ごめんなさい。

 

こちらのページでは、InstagramやFacebookの各ページよりも、もっと深くハワイの様々な植物についてのコラム、ハワイの土地、ハワイの文化や歴史、そして地歌、ハワイ語の解説、ハワイの伝統行事、ハワイに古くからあるある諺や格言、言い伝え、ハワイ神話などを載せて解説しながらご紹介してゆきたいと思います。

 

 

どうぞ、お楽しみに。

 リクエストもお気軽に。

 

 

それではまた。

See you!

A hui hou, kākou!